
体調の悪い時は無理しないように気をつけながら、続けて接骨院に通って施術を受けていくうち、薄皮を一枚ずつはがすように、全身のいろいろな不快感が薄れていったようです。
真っ先に感じたのは疲労感が軽くなったこと。
一番ひどい頃、服薬を続けながら仕事をしていた時には、毎朝、体がトロトロに溶けてしまっているように力が抜けてどうにもなりませんでしたが、現在は起き上がるまでの時間が少し短くなってきました。
食はまだ細いままですが、最近は昼や夜にはお腹がグウと鳴ります。家族と食卓をなるべく囲むようにしています。
そして、一番悩まされていた頭痛ですが、まだ鎮痛剤が手放せません。それでも、施術で血行が良くなるせいか、気温や湿度によってあまり症状が左右されなくなってきました。来院のたびに時間をかけて行われるカウンセリングで気持ちがほぐれるからでしょうか、不快な症状をほとんど感じずに家まで戻ることができる日が多くなってきました。

かなり良くなってきたとは言っても、症状にはまだ波があります。日常生活を難なく過ごせるようになれるよう、とにかく結果をあせってはいけないよ、と施術の先生が助言をくださいます。
以前、大地真央さんが出演していたCMが流れていたことを覚えていますか?ミュージカル仕立てで、「花の命は結構長い」と女性たちが楽しげに踊り歌っていました。今、わたしはそのメロディを思い出しては時々口ずさんでいます。
長年かけてゆがませてしまった心と体のクセを直していくためには、相当の時間がかかるようです。でも、二度と辛い経験をしないためにもあせらず確実に矯正していきたいと今は考えることができるようになってきました。
いま、同じような苦しみを抱えていらっしゃる方の「花咲くとき」もいつかはやってくると思うのです。花たちは、芽をつけながら、あるいは地中で根をひろげながら、みなさんの旬が訪れるのをのんびり待っているのだと信じています。春の来ない冬はありませんから…。信じないでいるよりも、「ちょっとずつ、わたしを信じること」。
それは、少しずつ暖かな春に近づいてゆくことなのだと思えるのです。