肩こりや腰痛などの身体症状を軽くしてもらうため、わたしたちは気軽にマッサージ店を訪れます。一般的な接骨院やマッサージサロンの施術は、ストレッチや手腕での揉みほぐしで、こわばった関節や筋肉をゆるめて全身をリラックスさせることがメインです。
町の至る場所に施術院やサロンを見かけますが、気に入ったところを見つけるのは至難の業。若い先生に力ずくで筋をもみあげられ、筋繊維を切ってしまってあとでひどい揉み返しがあったり、逆に凝りのポイントをちゃんと把握してもらえず、不完全燃焼?のまま終わってしまうこともありました。
これは患者である私の認識が足りなかったせいでもあります。複雑な原因が重なって具合が悪くなってしまった体を、健康な体に行うべきマッサージやストレッチ手法で改善しようと思っても、それはちょっと方向が違うのかも。
最近、接骨院で体のゆがみを正すことで、心の病が根本的なところから回復していくことが知られるようになり、口コミや総合情報サイトなどから情報が流れ、各所への問い合わせが増えています。
腕のよい接骨院で施術をしてもらうと、体がとても軽くなり、血行も良くなって気分がなごみます。それはマッサージ技術の高さによるところが大きいのはもちろんですが、もう一つ、大事なお手当てを上手に施してくれるからです。それはゆがんでいる骨や関節を正常な位置に矯正する「整体」。
整体には、全身に及んでいる不自然な力や気の流れを整え、骨格だけでなく全身の調子を司る自律神経の働きを整える働きがあるそうです。自律神経を正常化することで脳や心の働きも安定し、うつなどの精神的な病も癒されていきます。
ちなみにわたしが今うつの治療のために通っている接骨院では、じゅうぶんなカウンセリングで気持ちをほぐしたあと、首から肩、背中、腕、アゴの関節まで、あらゆる関節を少しずつ矯正し、血液、リンパ、気の流れが滞らないような道筋に戻していく施術をしています。長年のゆがみグセは簡単には治らないため、単発ではなく、できれば定期的に施術を行うのが整体効果を上げるための基本だそうです。何事にもあせりは禁物、といったところでしょうか。