いい治療を受けるためにまず必要なのは、自分がかかってしまった病気についてよく知っておくことです。
インターネットで調べれば、患者さんのブログや治療院のホームページで、たくさんの情報を得ることができます。公共の保健福祉センターや保健所のサイトや広報誌では、地域に密着した情報をキャッチできます。
私の場合は、すぐ近所にあった市営図書館で情報を調べました。検索用のマシンにキーワードを入れると、読みたい本のリストがすぐにわかって便利でした。
病気がたどる経過、原因、薬の情報はだいたいどの情報源でも共通していますが、具体的な治療方法などに踏み込むと、お医者さんや施術をする方の人数だけ見解が違うといってもよいほど個性が強く、情報の迷子になってしまいがちです。
あせって結論を出そうとせず、いくつもの情報を照らし合わせたり、経験者の話を聞くことができたら参考にさせてもらい、じっくり理解を深めましょう。
周囲の理解と協力は、うつ病回復の大切なポイントといわれています。診察を受ける時には、可能であればぜひご家族もご一緒に来院し、アドバイスを受けてみることをおすすめします。
来院する時には、おそらく本人の症状は相当辛くなっています。言葉がまとまらなかったり、話をすること自体がつらいこともあるでしょう。
家族が付き添えば安心ですし、現況を冷静に伝えることはが診断・治療方針などを決めるために役立ちます。
うつは、治療を始めてからすぐに症状が改善されるものではありません。何回か通ってもあまり変化がないと、治療に疑問を抱いて次々と医療機関を渡り歩きます。しかしどこに行っても満足できず、病気もなかなか快方へ向かいません。
腰を据えて取り組むことができない「ドクターショッピング」は、どんな病気でも良い結果をもたらしませんし、当然、うつなどの病にも好ましくありません。症状の経過を同じ主治医にじっくりと見守ってもらうことは、痛んだ心身を落ち着かせる大事なケアにつながるからです。
もし疑問があれば、クリニックを変える前に主治医に相談してみましょう。納得できる答えが得られたら、ドクターショッピングに陥らずにすみます。